まずい店

先週土曜には焼肉屋に行った。新規開拓ということで行ってみた店だったが、これがはずれだった。
素材の肉は普通に良いものを使っているのかもしれないが、味が不味い。ユッケなどどうしてこんなに不味くできるのかと不思議に思うほどだ。あんなものを食べるくらいなら塩味だけの生肉の方がまだよい。韓国冷麺、ラーメンなどサイドメニューもすべて不味かった。唯一カルビの肉だけは良質だったと思われるが。二度と行くことはないだろう。
まずい食べ物を食べることにも意味がある。自分が何でもおいしいと思うような違いのわからない舌を持っているわけではない、ということの確認にはなるからだ。
しかし死ぬまでの間の限られた空腹の機会。食費としても普段家で食べるときの10倍程度の金額を支払っており、その上でこんな不味いもので空腹を満たすのではやりきれない。さすがに店の中でその評価を伝えることはしなかったが、まずいものはまずい、と表明すべきなのかもしれない。