政経

経営コンサルタントにいろいろ話を聞いたが、どうも浮ついた人物で信用ならない、と感じる。
何を言っているかよくわからない妖怪のような、ここの昔からの税理士のおじいさんが言っていることの方がまだ信用できる気がする。しかし彼は本当に何を言っているのかわからないので、まともな経営の相談はやりづらい。

今日も実際に会ってみて、職員の退職金積み立てとして、がん保険に加入するというプランを示された。保険料が福利厚生費用として法人の経費と認められるため、節税効果があり、法人の貯金として使用できる、という話である。

私はこういう経理や税金対策といったようなことについてまったく素人であるので、わからない言葉でいいように丸め込まれてしまう、という恐れがある。
結局は自分で税金の仕組みや相続の仕組み、さらに資本というものの考え方を自分で勉強していくしかないのであるが。

こういうコンサルタントが実は保険会社や、斡旋業者とつながっており、マージンを取っているという可能性を、どうしても考えてしまう。利害の絡まない、心から信用できる人物に、わかりやすく、こういった問題について指導を仰ぐことはできないものだろうか。