鉄投与

透析中の鉄剤投与は、透析終了時に緩徐に静注というのが今までの基本であった。
イオン化した鉄は透析されてしまうから、というのが理由だと思っていた。しかし、投与した鉄はすぐに蛋白と結合するので、ほとんど除去されず、持続静注するのが良いという意見が出つつある。
そこで、この前の飲み会で出た意見だが、抗凝固剤のヘパリンと鉄を混注するのはどうか、という話。
さすがにダイアライザー前で鉄を投与すると透析されてしまうだろうか。