ドロヘドロ

ドロヘドロ10巻まで読んだ。
登場人物の中で結構重要な位置を占めた一人が死んで、物語が大きく動き始めた。
結局まだわからないことだらけだが、魅力的なキャラクターが多く、楽しい。
会川、カース、壊、アイ、栗鼠、この辺りは何がどうなってるのかよくわからないところだ。
ドロヘドロのいいところは、血みどろでオドロオドロシイストーリーのようでありながら、あっけらかんとしており、ひょうきんで、ユーモアにあふれている所だ。死んでも、もちろん制限はあるが簡単に生き返ったりするし、死ということがそこまで重い出来事として描かれていない。
さらに立場上最強といわれている存在の悪魔族の行動原理が、イタズラになってしまっているところからも、この物語は暴力とその恐怖を描いたものでは全く無く、題材としては戦闘も使いながら、もっと明るい物語を描いている。