人件費

完全なドンブリ勘定で、世の中の平均にあったものかどうか、自分ではさっぱりわからない。が、覚書としてここで計算しておく。
看護士、MEなど資格を持つ職員の給与の目安として、「新卒初任給」=「18万円」「勤続年数」=「月給(手取り)」という仕組みを考えている。20〜25歳で当院に就職し、ずっと当院の発展に貢献する形で成長を続けていくという前提の下で、60歳で定年として40年務めた方は最終的に40万の手取りは最低でももらえる形にしたい。かといって、20年務めた人の手取りが20万では少ない。とするなら5年目で20万、10年目で25万、15年で28万、20年で30万、25年で32万、30年で35万、35年で38万、40年で40万くらいになるだろうか。月給には、手当がつくので、基本給をこの通りにするわけにはいかない。当院では夜勤手当が1回につき15000円つく。夜勤が13回/月x3名=39枠、夜勤可能人数が8名で、一人当たり5回平均の夜勤=75000円。資格手当、皆勤手当で+20000円。社会保障費+税金で6万円くらいマイナスとなり、手取りとしては+3〜4万。
パートについては時給だが、正職員の月給を上回らないように留意する。6時間で22回勤務とすると月132時間勤務。自給1500円とすると月給20万に近い。社会保障費と税金が引かれて、正職員との差としてちょうどいい感じか。つまり5年目で時給1500円。10年目で時給1800円、15年で2000円というようなことになってくるが、パートのまま15年以上勤務するというのもちょっと考えにくい話。
当院に就職して、当院の戦力としてその方の実力とも言えるものが向上し続けるのは実際のところ10年程度じゃないかと思う。それ以降は同じことの繰り返しで、新たな資格を取ったり、新たな業務を始めたりというような進取の姿勢はなくなってくるのが通常ではないか。その辺りの兼ね合いを考えて、昇給を決めていきたい。