稲中のキモ

http://d.hatena.ne.jp/kabalah/20041016#p2
5年前の日記で、稲中がテーマとしている何らかの価値観について、うまく記述できない、としていたが、ようやく何と言えばいいかわかった気がする。
つまり、「自分に正直に」というのが彼ら、稲中の登場人物たちのテーマなのである。どんなに下種な欲望であろうと、どんなにみっともない過剰な自意識であろうと、そうしたい、と思ったその時の自分に誠実に従う。それが前野や井沢の追及している「カッコよさ」であると思う。
それは社会的に保護され、いろんなことを多めに見てもらえる中学生だからこそ、追求できるが、社会に出るとますます追及できない「カッコよさ」であるだろう。その証として以下のようなニュース。