時事ネタ

は基本的にこのブログで扱わないつもりでいる。
社会的に見識に富んでいるというつもりは少しもなく、むしろ、麻生さんに指摘されたように、常識に欠ける部分が多いという自覚があるので、時事ネタに対してまともな見解が述べられるとは思わないからだ。
けれども、時事ネタだからと言って忌避せずに思ったことがあれば多少は書いていこうと思う。


タレントのクサナギさんが公然わいせつ罪で逮捕されたことで騒がれている。
もちろん自分の影響力とか、自分の行動がどういう結果を招くか、予想できてしかるべき年齢に達しているので、彼の行動は社会的に許されるものではないだろう。けれど、本当にそこまで非難されるようなことだろうか?と思う。
酒に酔っ払って公衆の面前で全裸になった。もちろん、全裸になることが一般的に許されるとは思わないけれど、誰かが死んだとか、損害を被ったというわけでなく、酒に酔ってそれくらいの失態を起こすのは、その人が人間なら仕方ない、と私なら思うレベルの出来事なのだが。
こうして逮捕されることで様々な部門に何億という額の経済的な損失が生じ、結果としてえらい迷惑行為をしたことにはなってしまっているが、本当にそんなに騒ぐべきことなのだろうか?
私個人はクサナギさんという人に対して何の思い入れもない。人当たりはいいのかもしれないが、それほどすごい俳優だとも思わないし、歌がうまいと思ったこともないし、そんなに面白いと思ったこともない。
天皇陛下や、総理大臣、こういう人たちも、公衆の面前で全裸になるようなことをやってはならないし、そんな事をするほど酔っぱらうようなことがないようにするべき、とされる人たちだと思う。けれど、本当にそんな縛りは必要なのだろうか?
一人の人間である以上、羽目が外れるようなことは、たまにはあるのではないだろうか。羽目が外れることはあっても、大体においては、ちゃんとした仕事をし、社会に貢献しているなら、その人はプラスに評価されるべきで、たった1回の過ちで、社会的な生命を断たれてしまうというのはちょっとおかしいのではないか、と思う。もちろん、その過ちの程度の問題もあり、殺人、とかそういうことになれば羽目を外した、では済まないと思うけれど。