anti medical

学生のころから、明らかに将来医療に携わるにもかかわらず、医療関係者と見られないようにしようとする傾向があった。所属していたサークルでも大会に合わせて毎年Tシャツを作るのだが、medicalなネタをモチーフにしてはダメって先輩とかから言われてた。
あれはなんででしょうね。やはり「先生」と呼ばれたりid:kabalah:20041006#p3、特殊な閉鎖的職業世界と、そこでの鼻持ちならぬエリート意識を抱いてる医者たちがいることを、あらかじめ意識してそういう世界に属してしまうことを、忌避してたんでしょうかね。
今では、忌避するのも変な話だと思います。そういう仕事をしてるのだから隠すこともなく、自分の仕事として、日記につづっています。職業に貴賎なし。雨にもマケズ。
でも最近仕事のことばかりブログに記述することになってしまい、そのことは残念です。ほんとは私は仕事以外のところで自分の感性を行使できると思ってるから。
でも、ブログってのは人に見てもらおうとする以上、社会的な性格を持ってくるもので、また、社会から見たら、私はその職業こそがもっとも表に出てる姿なわけで、私に社会が(ブログの世界が)求めてくるのは、医師としての意見の記述である、と。なんか自然に(私が勝手に)そういう圧力を感じてしまってそっち方向に偏りがちです。

でも日記なんだから好きに書かないと。
ということで明日からはまた、以前保留してたテーマなどについて、書いていこうかと思います。