フロイトとか心理療法とか。

還元主義を治療に応用しようとする領域だと思う。
夢など分析して、自分の潜在意識を顕在化することで、病的な代償機構の消滅を狙う。要はそういう考えだ。
でも、それをユングのように神話にまで援用して、普遍的な、人類の精神構造を還元する理論にまでなると、誰も反駁できない潜在意識の話だけに確かめようもないし、実際、そのように還元されたところで、その知識がなんの役に立つのかわからない。
そういう観点から私は「オィディプスコンプレックス」とかそういうものの見方には否定的な立場だ。
まあ、現在は試験前につき、今日はこれくらいにして、これらの問題についてはまた取り上げると思う。