文明との調和

脱原発、という方向で行くのかどうか、日本では話題になっている。
私は電力供給とか経済発展の必要性などについて無知なので、これについて意見は無い。
しかし、基本的に身の程に合わない危険な有様からは離れるべきだと考える。


基本的に、都会でワーキングプアとか群衆の中の孤独、とか言うぐらいなら、田舎に移住し、自給自足を目指せばいい、と考えている。
自給自足で、電気や石油製品、水道などの無い生活がどれほど大変なことかは想像できる。生きていくためだけに時間を使うのではなく、文化的なことや、余裕のある生活というものが必要だとも考えている。
これまで人類が作り上げてきた便利なものや文明を否定するのではなく、現在のわれわれの身の丈にあった形でこれと自然の調和の中で、われわれが生きていくことを目指したい、と考えている。

例えば自転車。現在一般的に使われているこれを作るのにもちろん石油は必要だが、構造的な部分は、便利で我々の生活を豊かにする素晴らしいアイデアだ。
こうした、役に立つアイデアと有害、もしくは危険となりうる部分を峻別しながら、より幸福な生活を目指していけないだろうか。