話し方の問題

下記のようなアクシデントがあり、喪に服するという意味でもお祭りに参加することは取りやめとなった。
取りやめるかどうかを迷いつつも、90日も先の祭りなのでどうするか、準備だけでも進めておこうかと考えていたが。
職員がかなりの数集まって、突然院長室の扉をたたき、涙ながら、とてもお祭りに出られるような気分ではないので中止してほしい、と嘆願に来た。訴えはもっともであり、中止という方向は納得できるのだが、話し方が気にくわなかった。
部屋の扉をノックされ、出てみると20人近い職員が集まり、取り囲まれた状態で、いきなり中止の嘆願をされた。
これはどう考えても対等な対話ではなく、集団の圧力を持って有無を言わさず言う事をきかせる、という態勢ではないのか。
言い分はもっともであったが、言い方が気にくわない。
言い分には納得できるのに、何が気にくわなかったのか、ずっと考えていた。
そう、そのように団体の圧力を道具として利用しなければ、私に対して意見が出来ない、という職員からの扱いに、距離感にがっかりしたのだ。最近はだいぶお互い意見交換ができるようになってきた、と思っていたが、それは私の一方的な思い込みであったらしい。
次からはこのような不意打ち、圧力を伴った訴えは聞かない、ということを取り決めとして通達しようと思う。