global&local

今、地域のイベントに職場で参加することを考えている。
さらに夏の終わりに家族でハワイ島に旅行することを考えている。
この二つは一見無関係な今年の夏の私の活動ということになるが、
私の中で実はこれは繋がっている活動なのである。

think globally,act localy
とはTEDカンファレンスで聞いた言葉だったか。

偶然生まれついたこの地方都市。都会で学生、社会人としてある程度経験を積んで、この地方の限界集落に近い高齢化少子化激しい地方都市に5年前に帰ってきた。
とにかく、私は地域に根を張って、この過疎化の進む地方の一都市で、如何に楽しく暮らしていけるかという事を追求する。そのためには、自分が周りに住む人々と繋がって、自分なりの価値を発信しながらともに楽しめる活動を行っていくしかない、と考える。私は偶然医療に携わり、エビデンスを発信することを勉強している最中なので、予防医学、健康増進のための今までのような商業主義でない、自分たちの健康を自分たちで創造する方向での健康方針を打ち出して行き、これをさらにエビデンスとして世界に発信する。というようなことができたらいい。

けれども私はこの地に骨を埋めるかどうかはわからない。
結局住む場所がどこであれ、自分なりの価値を作り上げ、それを実践できれば良い、と考えている。この地で出来る限りのことをしたら、老後は気候の良いハワイのようなところで暮らしたい。
治安が悪いのは嫌だけれども、村社会という相互監視社会で治安がいいだけ、というのも何かおかしい気がする。私がやれるだけの地に足の着いた、act localyの全てを尽くした後なら、どの地においても泰然自若と暮らしいけるという気がする。
そして、またそうなれるような視点でのthink globallyでActしていかなければならない、と思う。世襲既得権益にしがみつくような老後を過ごしたくは無いのだ。