この青い風に開けよ

娘のラジオ体操に付き合う毎朝。
しかし、このラジオ体操の皆勤賞が、親の里帰りなどで他の地域でついてもらった判子は無効、という規定になっているという。
私が子供のころは他の地域で受けた判子も有効だったからこそ、皆勤を狙ってがんばったものだ。
これでは夏休みにどこにも旅行も里帰りもせず、ずっと同じところで過ごす子供しか皆勤賞はもらえない。
ラジオ体操の趣旨は日中暑い夏休みを、朝早く起きて、涼しい午前中のうちに宿題とか、一日の必要栄養素しっかり取ることなどに主眼があるはずで、この規定では夏休みに旅行に行かないことを奨励しているかのようで、まったく見当違いの規定だと思われる。
確かに他の地域の判子を有効とすると、ズルをする子供も出てくるかもしれないが、そこを厳しくして、他の多くの子供の出席意欲を減じるのは瑣末にこだわって大儀を失っている、といえるのではないか。