マネジメント

を読んだ。2時間くらいで読める簡単な本。
こんなにうまくいくわけがないし、良い人材が揃いすぎ、と言わざるを得ないが、でも、素直に羨ましい。
各個人が、自分の長所を生かして、これまでのマンネリを刷新して、創造性と生産性を持って仕事に取り組み、地域、社会に貢献して生きていけるなら、なんと幸福なことだろうか。
中でも、

専門家にはマネジャーが必要である。p92

のところには首肯した。自分は専門家でありたいのであって、マネジャーをやりたいわけではない。いや、医院経営者である以上、マネジャーをやらなければならないのは分かってはいるが、そんな「真摯さ」は無いんだよね、、、
専門家、としては真摯でありたい、と思ってる。しかし、誰かマーケティングして、私の適性がうまく社会に通用する組織に変えていってくれないか、というような漠然とした願望がある。
マーケティングというのがとにかく難しい。顧客が患者、社会、職員、全体だとして、それが求めるものは一体何だろう。高校野球と同じく「感動」だろうか。どうも少し違う。
私自身がやりたいこと、というのが定まらないままに、私はこの環境に適応して生きてきた。だから、それなりに仕事にやりがいも感じるけれど、私の現実、欲求、価値は定まらないままやってきたのだ。
今更これまで積み上げてきたすべてを投げ出すこともできない。この環境を使いながら自分の現実、欲求、価値を見つけていかなければならない。