DQ6DS level36

DQ6にはまって遊んでいるが、マーメイドハープを手に入れたくらいから、急に行けるところ、やれることが多くなりすぎて、何をしたらいいかわからないので結局攻略サイトを参考にすることになってしまった。小学生の頃の自分なら、そんな攻略情報はなかったので、コツコツと探索により、ストーリーを進めていっていただろうし、そのほうが楽しかったのだろうとは思うが、今はそんなにゆっくり遊んでいる時間はない。

RPGの何が楽しいのか、と疑問を呈する人がいる。こんな一本道RPGなんて、小説を読むほうが面白いのでは、と言う人がいる。
RPGの楽しみはおそらく全能性を高めていく、という過程にある。
それまでできなかったことが、努力によって(経験値を稼ぐことによって、アイテムを入手することによって)できるようになる、いけなかった場所に行けるようになる、倒せなかった敵を倒せるようになる、こうした過程にプレイヤーは、現実世界では感じることのできない全能感を得ることができる。これがRPGが現実逃避の場となる理由でもあるし、RPGの面白さの所以である。
ところが、この全能感が、簡単に得られてしまっては、そのカタルシスは減弱するし、かといってほとんど達成不能な課題であれば意欲を失う。そのバランスも重要であるし、単に単純作業のみで乗り越えられる課題ではなく、それなりにプレイヤーが頭を使ってうまい抜け道を考え出すようなひねりも必要だし、プレイヤーの個性が多少なりとも発揮できるその抜け道のバリエーションを用意するなど、RPGの主人公に与えられる課題がとても重要となる。

その点、このDQ6では、単にレベルを上げるだけでなく、職業についてその熟練度を上げる、というバリエーションが用意され、また、かっこよさを上げなければクリアできない課題、入手、精錬するアイテムの選択、など様々な要素があり、十分に楽しめるようになっている。


職業は主人公が勇者を、ハッサンがパラディンを極めかかっている。パラディンの星二つで手に入る「しんくうは」という全体攻撃技が強いので、主力メンバーには全員覚えさせたい。