試験問題作成

看護学校の講義もあと2回で終了だが、試験問題も作らないといけないようだ。重要でない、重箱の隅をつつくような問題は作りたくないが、かといって、全員満点となるのも困るのだろう。学生には重要なところを覚えてほしいのは確かだが、重要な部分は限られているので、それだけにしてしまうと、過去問通りの問題になってしまう。
その辺が出題者のジレンマということになる。テストというのは集団の差別化であり、受験者を正規分布させるのが望ましい。いや、別に全員満点でもいいのかもしれない。そのあたり決断しにくいところ。こんなテスト勉強をがんばるよりも、仕事に就いてから頑張ってほしいことのほうが多いのは確かだが、その仕事に就いてからの熱心さを予測する物差しとして、学生の時の勤勉さもある程度参考になるには違いない。