healing

職員の面接を行っている。
昇給額に職員への評価を反映させるため、個々人の自己アピールを推奨しておいて面接しているのだが、自己アピールする人は皆無に等しい。出る杭は打たれる日本の価値が浸透した地域社会の規範の頑なさを感じる。
結局独断で昇給額を決めるしかないわけで、基本の昇給額を3000円と決め、私個人が頑張っていると思う人は1000円くらい多め、経験年数に対して、今の基本給がかなり多すぎると思われる人は1000円少なめに、という具合に決めていく。
他の方法としては職員同士にお互いの評価をしてもらう、患者に職員一人一人評価してもらう、など何らかの客観性を持たせたいとも思うけれど、それらの方法にもそれぞれ問題がある。
面接される側の気持ちになってみると、あまり不満をぶちまけて嫌われるのも問題だし、院長と個人的に話す機会だからと言って特に新しく言いだせることも少ないとは思う。
かといって、こういう機会を持たないよりは持つ方が良いと思っているので、これからも続けていく。