慢性前立腺炎の治療

慢性前立腺炎とは、若年男性に多い、原因不明の病気。
長時間坐業の後などに現れる、会陰部周辺の不快な疼痛が症状の主体。
個人的な印象で神経質な性格の患者が多く、その辺りが、病気の印象を心療内科っぽい方向にスライドさせているのだろう。
病理学的にも何の所見もない以上、原因不明とするしかないが、同様の症状の患者が多発するからには何らかの病態は存在しているはず、とは思う。

いつもセカンドラインの中枢神経作用薬の名前を忘れてしまうので、メモしておく。
第1選択:エビプロスタット6T分3
第2選択:セディール1T分1朝後 or クラビット4T分2朝夕後