チアゾリジン

昨日はめんどくさいと思いながら、勉強会に参加した。
自分の専門外ではあるが、透析と一般内科外来をやっていくなら避けては通れない、糖尿病について知見を深めるためだ。
来てくれた講師の方は、総合病院の内科部長を務めた後に、糖尿病専門クリニックを開業した50代の医師。基礎、臨床両方を十分に経験した方ならではの、信頼のおける講話内容で非常にためになった。
こうして、この領域は自分の専門であり、誰にも引けを取らず、自信を持って動いていけるという、専門性の自信にあふれた医師を見るたびに、本来自分もそうありたかったなあ、などという羨ましさを覚える。しかし、私は私なりにできることを行っていくしかない。せめて日常診療において間違った方向性に進まないように、軌道修正の機会は常に持っておかねば。