開設初日

初診患者数1。
一人来たと言っても今まで内科で受診していた方の家族が請薬ついでに受診したというだけのことである。
当院に私の専門科を開設した初日。
まだまだ準備は整っていない。
当院で施行するべき検査一覧。
・検尿:テステープ定性、沈渣顕鏡
・細胞診
・血算、生化学一般、腫瘍マーカー、PSA精密検査
・尿流動態検査:ウロフロウメトリー
・エコー:残尿測定、膀胱診断、腎診断
・レントゲン検査:KUB、DIP
尿道炎関係:尿道分泌物検査
まあ、こんなところだが、現在のところレントゲン検査関係が整備できてない。
ポータブルの撮影装置が一台あるだけの現状。尿路結石症例の受診率を見て、DIP撮影装置の導入を検討する。
膀胱鏡検査をするかどうかだが、必要な設備投資を考えるとなかなかそこまでやろうという気にはなれない。これもやはり症例数次第ということになるだろう。

透析なしで、泌尿器科外来だけで採算ベースに乗せるには1日20人は患者を診たいところ。経営的には透析があるのでそこまでする必要はないわけだが、趣味で診察をしているというのも面白くないので、外来は外来として採算ベースに乗せたいという気持ちはある。