赤兎馬

若手の技師と飲みに行った。
技師長が辞めた後の、今の彼らの仕事の問題点や、将来の見通し、希望を聞くことと、
うちの病院にとって「背信行為」というものがどういうものであるかを彼らに説明することで、
辞めていった技師長と同じ轍を踏むことの無いように気をつけていただくのがその目的だ。
若い彼らが、新たなことに貪欲に取り組むその意欲は殺したくない。
しかし経営する立場としては、採算の合わないことはできない。
採算が合うのか、その方策で顧客である患者数は増えるのか、ということに立脚せざるを得ない。

結局のところ、彼らの話で明らかになった今の課題としては、彼らの早出の出勤時間がどんどん早くなっていってしまうことへの対策と
onlineHDFがどの程度採算が取れるものなのかを検討して、採算が取れるなら導入の方向に動くという二点だった。