透析まとめ1

1-1.透析医療の現況
2004年末統計結果
透析人口:約25万人 増加数10000人/year
導入数:35000人 平均年齢66歳
原疾患:糖尿病性腎症41.3% 慢性糸球体腎炎28.1%
死亡数:22700人
死因:心不全25.1% 感染症18.8% 脳血管障害10.6% 悪性腫瘍9.0%
全国施設数:3882施設(165施設増) ベッド数97366台
透析方法:HD96.5% CAPD3.5%
1-2.透析診療収益
透析技術料:2250点/回
右表のように維持血液透析患者一人により、透析施設には30万弱/月の収益がある。
透析監視装置10台=1000万/10年、透析液作成装置1台=1000万/10年、水処理装置1台=1000万/10年を合計すると、設備投資費は25万/月となる。
医師1名=80万/月、技師1名=35万/月、看護士10名=350万/月を合計すると、人件費は465万/月となる。
以上の想定で、1施設で、ベッド10台、患者数30名ペースで透析すると約400万/月、4800万/年の利益となる。
ベッド数30台 患者数70名 医師1名 技師3名 看護士15名とすると1325万/月、1億5895万/年の利益。
1.条件 患者一人当たり、月13回透析とする
収入 支出
技術料 254,800 透析液等 23,400
材料費 36,400 材料費 23,400
管理料 24,600 検査費 18,000
薬剤加算 39,000 薬剤購入 0
障害者加算 0 その他  
その他      
再診料 6,610    
小計1 361,410 小計2 64,800
       
差引合計(単位:円) 296,610