深夜のネカフェにて

昨日はFFXIがまた鯖メンテだった。鯖リセット後はNMを回るいわゆる「祭り」なのでメンテ終了時にはログインしなければならない。昨日はメンテが2時から4時の間だったため、早くに寝ようかとも思ったが、20時過ぎに寝てしまい、23時頃起きたので2時になっても眠れなかった。
そこで妻も子どもも寝静まった家を抜け出し、チャリで数分のところにあるネカフェに向かった。実はまだ「ワンピース」の1〜5巻を読んでいなかったため、それを補完したかったのだ。好きなマンガのそもそもの設定の部分を知らないというのでは良くない。ルフィとシャンクスのエピソード、ゾロ、ナミ、ウソップの加わっていった経緯が分かった。サンジのいるレストランと鷹の目の剣士のところはすでに読んでいた記憶があった。この鷹の目の剣士とゾロとの対決の部分から、自分はワンピースに嵌っていった気がする。
シャンクスとのエピソードでルフィは涙を流していた。ルフィが泣いている場面を以後のどのエピソードでも見たことがない。もちろんシャンクスと過ごしていた頃のルフィは子どもだったので涙も自然なものであったろうが、キャラの設定としてルフィは泣かないキャラである以上、この場面を知ることは貴重であった。
やはりワンピースは面白い。何が面白いかというと現代社会では容易に持ち得ない「夢」を実現するためにキャラたちががんばっており、そういう「夢」をもち、それに誠実に生きる人間同士の間に芽生える友情と、その夢と仲間を守るためには、命も投げ出せるという明朗で快活なあり方、また実際に、「命を投げ出す」必要が出てくるような世界設定。現実世界では得られないこれらの冒険要素を、ワンピースは明快にそのテーマとしているからだろう。
2時間を過ごして942円也。

朝の4時頃街をうろつくと、怪しげなものたちばかりとすれ違う。まあ、向こうから見れば私も十分怪しいのだろうけれど。