立ち読みタイトルの今後の予想(ネタばれ注意!)

1.ONE PIECE(週間少年ジャンプ)
サイボーグの解体屋(名前度忘れ。でてこん)のところで、ウソップとメリー号を解体するかどうかもめているところに、CP9が旧兵器の設計図を求めて、来襲する。ルフィと互角に戦っていた解体屋だが、ハトのやつ(これも名前出てこん。ネコネコの実の能力者)に一撃で倒されそうになったところで終わった。
今後の展開としては、もちろん旧兵器の設計図を巡って、ルフィたちとCP9が戦っていくのだろうが、ロビンがどうなるかというのが一つの焦点、やはり国民的教育漫画となってしまった以上は、多分、水上都市の消失といった大きな喪失の後、ロビンは仲間の下に戻ってくるのだろう。私としては、ロビンが死んでしまうような展開もありだと思うのだが、なかなかそうはならないだろうな。メリー号は多分、蘇る。旧兵器がらみで、蘇りそうな気がする。アイスバーグとフランキー(名前思い出した)も生き残るのだろうな、、、本来は船大工を仲間にしたいということでここに来たわけだから、恐らくフランキーか、CP9に倒された、あのロープ使い(名前忘れた)が仲間になるのだろう。まあ分からないが。現在はCP9を殲滅するというほどの戦闘力はルフィたちにはないから、白ひげなどの応援が入るか、もしくは、辛くも設計図を持って逃げ出す、設計図を消滅させる、などの展開になるだろうか。
2.はじめの一歩(週間少年マガジン
沢村vs間柴戦。ゴングが鳴ったところまで。幕ノ内一歩という主人公からし性善説に基づいた、努力根性奨励政策、教育漫画なのではあるが、悪役の描き方にはなかなか凝ったものがある。その悪役同士の対決。どうなるかとても楽しみではある。長く続いたこの「はじめの一歩」だが、幕ノ内vs宮田戦で、話が完結しそうな気がする。
間柴の方が、一歩サイドに近いキャラであるから、沢村にやられそうでもあるが、沢村はもうすでに一歩に負けたキャラであるから、間柴vs一歩を実現させるには、沢村は間柴に負けなければならない。どうなるか。あ、でも昔の話を読んでないので、すでに間柴vs一歩は行われているのかな?
3.あずみ(スペリオール
武信のところに捕らえられている、家忠の息子(虎千代?)を救出する任務中。鼻の曲がったやつ(また名前でてこない)を使って、あずみの正体を暴こうとする、武信サイド。
あずみにはいつも困難な試練が立ち現れる。どんなに世の中の役に立とうとしても、所詮政治と暴力の道具として使われるしかない「あずみ」。まともな人間としての喜びや楽しみに憧れながら、常に殺陣と血しぶきの中に身を置く。時代物の知識が無く、あまり先は読めないがあずみはまた身の回りの人間の命が失われる中で生き延び、任務を達成するのであろう。
4.ベルセルクヤングアニマル
なんか船に乗ろうとしているところ。道連れの魔法使いの少女がどうやら王国の皇女のようだがまた家族関係は屈折してそう。ガッツはいつも宿敵のところに向かう途中。
途中コミック数巻分の話を知らないから、ちと展開が読めない。
話の展開遅すぎ。まあ、その分、長く楽しめるということなのだが。
5.エアマスターヤングアニマル
相川摩木が渺茫に負けたところ。ランキング主催者の深道がみずから、生き残っているものを集めて、渺茫に戦いを挑みにいくところだが、深道がどれくらい戦える人間なのかは分からないにしろ、エアマスターやジョンスーが復活するまでの時間稼ぎとしか思えない。

ヤングアニマル)は2週間に一回しか発刊されないが、ほかに「ホーリーランド」とかなかなか面白い戦闘漫画が多い。
少年、男性向けの漫画は、筋肉マン、北斗の拳ドラゴンボールに代表されるように、すべて単純な構図の戦闘漫画。どうしてこう単純に強いやつ倒したらもっと強いやつが出てきて、またそれを倒すというだけの話の繰り返しが、男性を永遠に魅了するのか。女性から見たら、こうした男性向け漫画の単純な構図は、馬鹿げて幼稚に見えるかもしれない、と思う。けれども、それぞれの漫画は同じその構図の中にそれぞれの世界観と、より強い敵である、より困難な試練である、ということを読み手に納得させるための表現の努力、人間の物語としての様々なドラマなど、読ませるための細部は異なっているし、それが面白いのだと思う。