DM-CKD

今夜は、糖尿病性腎症についての講演を聞いた。
・DM腎症と腎硬化症は臨床的に区別できない
・DM腎症で腎生検を考慮するのは、網膜症が無いもの。
・IDDMではCKDの進行遅いARB効かない
・NIDDM:インスリンは腎尿細管Naチャネルに作用し塩分貯留増加
ARBは減塩下でなければ(蛋白尿減少の)効果がない
・従ってサイアザイド、長時間ループ利尿薬の出番がある。
・利尿薬は、高インスリン状態が予想される肥満例で効果高い
・塩分摂取の目安は、NaよりもClで。110は高食塩、Cl<105を目指す
・体液貯留の目安:BUN/Cr低下、Hb低下、Tp.Alb低下、T-chol,HDL-cholの低下
・GFRの低下>高インスリン低血糖
・予後から見るDM-CKD目標HbA1c=7.0%
・DPP4Iがfirst choice
・Steno2試験:それぞれの管理は悪くても、血圧、血糖、脂質、まとめて管理することで予後改善