陰口

職場で私の陰口を言うものがいる。
患者とともに私の下顎前突を揶揄して笑い話のネタにしているらしい。私自身が現場を見たわけではないが、何度も現場目撃の報告がされ続けるので、ねつ造された話では無いと思われる。
私自身は幼少時から下顎前突はからかわれ続けており、もう別に何とも思わないし、笑い話ですませるような、些細なことかもしれない。しかし陰で、そういうことを言っているという事実を知ってしまうと、その職員への信頼関係が完全に失われる。こういう情報を教えて貰わねば気にならなかったのだろうが、そういう情報を得てから、その職員の発言すべてが、嘘くさく、知ったかぶりで、浅薄な知識なので却って患者の害となっているような行動ばかりが目につく。
完全にその職員への信頼は失われている状況。
一つに、人の生まれ持っての身体的特徴や欠陥をあげつらうことは、疾病や先天奇形は本人の責任ではなく、何ら本人が引け目とすべき点ではない、という点を打ち出していくべき医療者としてあるまじき態度であること。
二つ目に、現在聞かれている陰口程度であれば、当院への信頼を損なうものではないかもしれないが、いずれ当院へのマイナス評価、他院への転院の勧めなどにつながる恐れとも考えられる萌芽であり、重大な背信行為につながって行く可能性があること。