Truth

真実の愛、というような言葉で揶揄される何かを信じていた昔。
その意味は私にとっては、
「双方がその意志を持ちさえすれば、言葉でどこまでもお互いの真実に近づける」
というようなものであった。
今となっては自分の気持ちですら、人に指摘されて初めて気づくようなこともあるくらい、言葉では捕らえきれないものもある、と感じている。
しかしそれでも、人は対話によって世界と向き合っていく。そういうものだと思っている。