虎よ、虎よ!

50年前のSF作品で、多くの人が傑作、と推薦する作品。「モンテ・クリスト伯」「巌窟王」をモチーフとした、復讐劇ということになるようだ。
感想としては、スピード感もあり、SFらしい楽しみもあったが、最後の当たりはどうなったのかよくわからない。内容に関わる疑問となるので以下の感想は畳みます。
・フォイルは結局、宇宙空間、時間をもジョウントできるようになった状態で、死んだのか、生きているのか
・オリヴィアは結局どうなったのか。あれだけのキャラでいながら、振られて終わりなのか。
・プレスタイン、ダーゲンハムなど、敵役が見事な存在感だったのは素晴らしかった。敵役がうまく描かれる作品ほど面白い。
ネットで、傑作とされるSF小説をこれ以外にも
幼年期の終わり
「星を継ぐもの」と後2冊購入済み。少しづつ読んで行く。