病気腎移植その後

http://mainichi.jp/select/science/news/20100303dde041040061000c.html
病気腎移植の臨床試験2例目の手術が行われた、とのこと。
以前、http://d.hatena.ne.jp/kabalah/20061122#p2このエントリで、私は過去に万波氏の行った病気腎移植に否定的な意見を述べたが、現在行われているこの臨床試験には何も問題を感じない。最初からこのような手続きを踏んで行うのであれば、病気腎移植という治療自体はまっとうな治療となる可能性のある選択肢だと考える。
誰もやったことのない新しいことに挑戦しなければ、新しい恩恵は得られないし、挑戦には当然リスクが伴う。それはもちろん当然だけれども、当然だからこそ、挑戦するために踏むべき手続きというものがある。なるべく安全に挑戦する方法があるなら、そうすべきである。