診療を受ける意志に対してしか診療はできない。

昨日のエントリーは、気持ちの通りではあるのだが、誤解を招く表現だったと思うので訂正。
酔っぱらいは病院に来るな、ではなく、
診療を受ける意志の無い人を病院に連れてくるな、が正しい表現だった。
アルコールを摂取して酩酊状態であっても、身体に不具合があり、診療を受けて医療費の自己負担金を払う意志のある人なら、まあ、酩酊状態で意志の疎通が多少困難なことは迷惑ではあるけれども、こちらも診療を拒否するものではない。
たとえどんな病状であれ、本人が診て要らん、と大声で怒鳴っているような患者を、周囲の人間は病院に連れて行かないようにしてほしい。もし連れて行くなら、連れてきたその周囲の人間が責任を持って、我々医療者に迷惑がかからないように、本人が診療を受けるように、説得もしくは拘束する体制で来てほしい。無理やり患者を連れてきておいて、診療を受けるように説得する仕事まで医療者に放り投げるような、そんなことをするならば、その連れてきた人間が、何らかの責めを負うべきだ。昨日の件でいえば警察なのだが、、、