お菓子の詰まった赤い靴

深夜に昔の同僚が酔って電話をかけてきた。
朝から子供の世話もあるし、迷惑にも思ったが、珍しいことではあるのと、少し精神的に参って立ち直りつつある状況での電話だったようなので、あまりすげなくするのも酷に思われた。
昔の職場の人々の近況など興味ある話が多かったので長話となったが、結局今の生活に役に立つような情報ではなく、あとから思えば自分の人の良さに少しうんざりする。