サリバンの災厄日

今日は穿刺が不調だった。穿刺がうまくいかないことが続く日は、つくづく運が悪い、と思ってしまう。何度もさされて痛い思いをするのは私ではなく、患者なわけだが、それは申し訳ないと思うし、周りも血だらけになるし、なるべくそんなことのないようにしたいと当然思っているし、失敗するとストレスが大きい。
しかし、これを運のせいにするのは本来医学的な姿勢ではなく、失敗にはそれぞれ原因があるはずなのでそれを考察するべきだ。
うまくいかない場合でも最初は血液が返ってきている場合が多いから、私の失敗の多くは血管の向こうの壁を突き抜けていると思われる。とすると穿刺の角度がつきすぎているのでもっと浅く刺せばよいということになる。