War Hammer面白い。

アラド戦記もレベル20越えてくるとお金がかかるばかりで、ソロで遊べるゲームではなくなったのでやめてしまった。野良のPTはみんな無言でステージクリアのために短時間で殲滅するばかりで、交流もなく、面白くなかった。ギルドもとりあえず入ってはみたが、荒らしを恐れているのか、初心者に対するる待遇も悪い。

そこで、9月19日に正式サービスが始まったというウォーハンマーオンラインを初めて見た。DAoC(ダークエイジオブキャメロット)の会社が作った西洋ファンタジーMMORPGだ。ウォーハンマーというタイトルにはTRPGとしての歴史があるらしく、世界観は重厚なファンタジーどっぷりで、アンチハリーポッター、シンパ指輪物語の人間にはたまらない設定である。特徴としては
・月額課金システムである。ソフトダウンロードで初回に5800円。あとはクレジットカードから14.9$/月。まあFFよりちょっと安いくらいか。
・RvRを基本システムとする。レルムとして二つのサイド、すなわち善(Order)、悪(Destruction)サイドに分かれてキャラを育て、レルム戦に勝利することを目的に遊んでいくゲームである。
・現在のプラットフォームは英語版ローカライズしかないので、日本人も英語で遊ぶしかない。サーバーはたくさんあり、日本人の居るサーバーもわずかにあるみたいだが、現在のところ、外人にしか会ったことがない。


まだ3日しか遊んでなくて、ランク6だが、とても楽しく遊べる。私の英語力は、日常会話程度で、ファンタジー世界のクエストの内容を理解できるようなものでは到底ないのだが、マップなどを見れば自然にクエストでどこへ向かえばいいか分かるようになっている。
また気に入ったシステムとして「パブリッククエスト」と「RvRシナリオ」があり、これらはソロで参加できる割にMMOの醍醐味を気楽に味わえる良いシステムだ。
まずパブリッククエストは、マップ内に自動発生する敵をある程度の数倒していくと、その狭いエリアだけワンランク上の敵が発生するようになり、それも規定の数倒されると、自動でボスモンスターが湧く。これをそのエリアにいるみんなで協力して倒すと、大きな経験値が得られるのと、ドロップへのロット権が出てくる。ロットは作戦への貢献度で足切りがされた後に、ダイスで上位5名までもらえる形となっている。プレイヤーが少なくて、ボスなどとても倒せないから周りで時間によってボスが消えるのを待つだけの時もある。これの良いところは単調なレベル上げではなく、イベントのようなものにいつでも参加できるという点だ。
さらにRvRシナリオは、クエストを受けるような形であらかじめRvRシナリオへの参加の意思を表明しておくと、両レルムの参加希望者がある程度そろった段階で、RvRが自然発生する。マップ内でいくつかある拠点を両端に分かれた二つのレルムがを順にせめて行く形で、当然真ん中あたりで両サイドは激突し、死ぬとスタート地点に戻される。真ん中あたりの拠点で倒したり倒されたりを繰り返していくわけだが、これも敵を倒した数や、拠点の進み具合により多くの経験値がもらえるイベントである。プレイヤーのレベルであるが、自動的にある程度そのエリアに合ったレベルに変えられてしまう仕組みになっており、特定のプレイヤーだけが狂ったように強い、というようなことはないバランスになっている。気軽に多人数PvPに参加できて、リスクよりも利点の大きいこのシステムはとても楽しめるものとなっている。

まあまだ3日しか遊んでないので何とも言えないが、かなり楽しめそうなMMOだと今は考えている。
現在の私のキャラクター
サーバー:Marius
レルム:Destruction
種族:Chaos
キャリア:Chosen
ランク:6
最初のジョブはタンクがいいかな、と思ってこれにした。通常マップでは種族間抗争が世界設定となっているので、敵の種族はEmpireである。廻りを見回してもChaosばかりが動いている。ランクというのが普通のゲームでいうところのレベルである。現在のレベルキャップは40。生産系の仕組みが一切わかってないので拾った素材はすべて店売りである。