広島阪神戦

医師会の行事で野球観戦。
20年ぶりに野球を見に行ったが面白かった。
広島カープを応援するということの意味は、この地ではまさに郷土愛を意味し、そういう、自らのアイデンティティーを守ろうとする確かな動きに支えられた人々のお祭り騒ぎ、というものは見ていて気持ちのいいものだと感じる。
野球など、広島にランスとか北別府とかがいた頃が私の興味の最盛期で、10年くらい選手の名前も知らないくらいだったが、昨日の夜だけで、ヒガシデという人とクリハラという人が頑張っており、広島を裏切って去って行った金本と新井という人に負けるな、という気持ちで広島の人たちが観ているということを知った。

大阪に8年もいたので、六甲おろしの大合唱でも鳥肌が立つような高揚感を感じるし、昨夜の7回裏、代打の前田が出たときの前田コールの大合唱でも同じように高揚した。

狭い席で体が痛くなったし、なれない人々の間にいるのは気を使って疲れたが、それぞれの経験にそれぞれの良さがあるものだとまた思った。