人体コメディー

最近暇なときはyoutubeでいろんな動画を見て過ごすことがある。
いつも拝見させていただいている、hibigenさんが取り上げておられた作品。
http://www.youtube.com/watch?v=dI5QuWdC-Pk

真ん中の男、どうも見たことあると思ったらやはりウッディ・アレンだった。
まあ、身体内の仕組みを擬人化して描くなら、大体こういうことになるだろう。けれども実際起こっている出来事は、決して笑いの対象となるようなことではなく、粛々と事態は進行するし、また疾病によって不具合も生じる。純粋に科学的な出来事だ。
遺伝子の乗り物である我々の身体にとってみれば何が成功で何が失敗かは明白であり、それは他人から見て滑稽であるとか、そういう評価と関係なく、水は高いところから低い所に流れる、という程度の帰納的な流れである。
しかし、ドーキンスの一元的な見方がすべてを規定するのではなく、そのような考え方も、人生の中では一つの発想に過ぎない。