不機嫌の源泉

http://www.1101.com/essay/2008-03-12.html
ここで言われているのは私の言いたいことから少しずれているが、似たような現象をうまく指摘している。
言うべきことを、言うタイミングを逃して言えなかったために、心の中でくすぶり続けたその事実は発酵して膨れ上がり、大規模な不機嫌となってまた私の中から外へ出て行こうとする。「それ」は必ず出て行こうとする。抑え込んだら消えてしまうわけではない。
それは、言うのを我慢した時点では些細なことに思えても、やはり私にとっては重要なことで、言わずにおいてはならないような性質のことだったのだ。
臨床心理学でいうところの、「抑圧」によく似た構造である。