小さな勉強会。

金曜の夜に行われたスポンサー講演会。
降圧薬のサードラインとして登場した、アルドステロンブロッカー「セララ」についての販促だ。
アルドステロンブロッカーとしては従来からスピロノラクトンが存在したわけだが、性ホルモン受容体への親和性もあるので副作用が多かった。
・現在ファーストラインのARB使用下で起こる、アルドステロンブレイクスルーという現象に対しても効果がある、ということ、
・アルドステロン自体に組織障害性があるということ、
ARBにて難治の高血圧にも降圧効果が期待できるということ、
・しかし現在のところCKDには禁忌であるということ(K+上昇作用は軽微であるが、やはり建前上禁忌となっている)
これらが得られた知見だ。販促講演会なのでその分は差し引いて聞くべきだ。

そのあとの懇親会。近隣の市町村の若手医師と知り合う機会があった。こちらの方が私にとっては有益であったかもしれない。