教育的指導

子供を叱って社会的な通念やマナー、道徳を覚えさせたいとき、その道徳の必要性を、簡単には子供に説明できないことがある。
そして、説明できないことから、ほんとにそれは必要な教育なのか、と自分自身少し不安にもなる。
たとえば今朝は、朝は「おはよう」と挨拶をしなさい、と子供を叱った。あいさつからコミュニケーションは生まれるし、あいさつとは、身近な対人関係から、自分はきちんと社会の一員として生きていくつもりがあるという、意思表示だ。
それが、必要であることを、子供にどう説明すればいいだろう。さらに、挨拶ぬきで会話を始めることも十分可能であるし、本当に挨拶は必要なのだろうか、とも思う。