渉外活動

外来に常に2,3人は患者が来るようになってきた。

病診連携のため、当地域の中核病院の泌尿器科部長との懇親会に参加。
周囲に当科の外来診療を行っている施設がほとんどないことから、病院の負担を減らすべく、当院でできることはなんでも協力する意思を伝えた。
こちらとしても疾患が手術が必要なものとして確定すれば、病院にお願いせざるを得ないわけで、緊密な連携は取っていきたいところ。
男性の頻尿症状にも、残尿がなければ、前立腺肥大の有無にかかわらず、抗コリン剤がfirst choiseとなるかもしれないこと、βstimulant剤が開発されていること、PCのMABで、天皇陛下の骨粗相症が話題になり、骨密度測定を要求する患者が増えていること、などが目新しい話題であった。




関係はないが個人的な覚書。
エストロゲン投与による、子宮内膜の増殖率は40%増となる。この数字がそのまま子宮体癌リスクの上昇率と一致はしないだろうが、一応記録。
最近出てきた骨粗相症予防薬剤、ラロキシフェンは、乳癌にも体癌にも抑制的に働く。しかし、ホットフラッシュなど更年期障害症状改善効果はない。