事務職採用

新たに外来を立ち上げるにあたり、どうしても事務職と、外来看護士が必要と考え、求人を出した。そうすると、看護士のパートの方は少しも連絡がないが、医療事務の方は、連日希望者の連絡があり、3日で9人の希望者と面接することとなった。
私がはじめて経営者として人を採用する機会となったわけだが、人を見る目というのはなかなか難しい。なるべく積極的で仕事への意欲があり、協調性があり、末永く勤めてくれそうな人を望むわけだが、初対面でそれらの要素を一気に把握することは困難を極める。
会社の面接などでは採点基準があり、いくらか数値化することなどあるのかもしれないが、この段階での私は、その希望者と会話してみて、人当たりで判断するしかない。
25歳から39歳までですべて女性が希望してこられたのだが、6人のうち今のところ2名が比較的感じがよかった。
こちらの希望事項と業務説明、向うの志望理由や希望条件などの相談が終われば、話す内容にも困るわけだが、6人と面接してきて、適当な話題というか、その方の考え方や姿勢や雰囲気を見るのには次のような話題がいいのではないかと考えた。
「最近の医療で話題になっている事柄について述べてください」
「女性として仕事を持つにあたって、家庭と仕事との両立をどのようにお考えですか」
地球温暖化についてどう思いますか」
明日で最終の3人との面接となるがこのような話題で少し話してみようと思う。