ひとり日和

今回の芥川賞受賞作が、文芸春秋に掲載されたので、コンビニで買って読んでみた。これも大阪で身についた定期的な習慣である。大阪を離れるとこんなこともしなくなるだろうか。
確固として立脚するべき場所が無く、明確な目標、そうでなければ明らかな敵性対象、そうしたものが全く与えられない中途半端な現代の若者のあり方をうまく描出した、と。選者たちが言うようにそういう作品なのだろう。
けれど最近そうした内容の作品ばかりでちょっと飽き飽きしてきた。