サンディクローズ

サンタがいると子どもに信じ込ませること。我が家でもそれが開始された。
別にそういう夢を信じる子どもである方が望ましいとは思ってない。
本当に想像力がある子どもかどうかは、サンタを信じるかどうかと関係ないと思うし、様々な設定を考えてみて、本当にサンタがいると信じていられる期間はせいぜい小学校に入るまでであろう。
逆に、サンタが実は自分の両親だと知ってがっかりするという話、それもおかしいと思う。別にがっかりする必要は無い。プレゼントをもらえた子どもは、そうしてサンタからであろうと両親からであろうと、一年に一回の機会を楽しみ、また次にめぐってくる一年を少しでも楽しく朗らかなものとするための要素として自分の人生の中に加えておけばいいのである。
サンタであろうと自分の両親にであろうと、大事にされ、必要とされ、この世の中に存在していていいということを子どもが感じつつ大きくなってくれたら。
それが我々がクリスマスという行事に望む効果だろう。
誕生日とクリスマス。一年に2回くらいはそういう気持ちを確認する機会として、プレゼントをもらえる日があってもいいだろう。