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手錠:
昨夜は初めて手錠をかけられた。いつものように狩を続けていたところ、突然画面が止まり、フリーズしたあとにPCが強制終了した。再度ログインしてみると、いつの間にか手錠をかけられており、地下監獄に収容された。この手錠というのはBOT対策のアイテムで、簡単な質問が出されて答えられないと地下監獄に送られ、ペナルティがつく、というBOT対策のアイテムである。
特に同じ狩場でずっと狩りを続けていた私のキャラは、そこで狩りをしようと思うほかのPCにとって目障りであったのだろう。悪質な嫌がらせであるが、結果として監獄に10分間囚われの身となった。
次に手錠をかけられると10時間、その次は10日、何回か繰り返し収容されると最後には終身刑となり、そのキャラは監獄から出られなくなる。
PCにBOTを始末させるという運営側の考えた名案であるが、今回のように嫌がらせに使われる場合もある。それをどう区別するのか、対応するのか、そのあたりをもう少し工夫して欲しい。
同じ狩場で定点狩りをすることで、狩場独占の恨みを買い、今回のような事態となるので、もう少し複数の狩場を把握し、移動しながらやるとか、MKILLで動いて見せるとかBOTではないと示す動きが必要になるだろう。面倒なことだがMMOである以上、ほかのPCに配慮を持たねばならないということになる。
防具:
現在稼いだクロンはすべて59レベルゼンとエドネの涙購入に当てられて消えていくが、防具についても考えなければならない。物理防御補正の高いフロイヤンを着ており、物理防御値としては、グレイアムや赤竜よりも上なので、ナトゥーまで着替える必要は無いと考えていたが、同じ防御値でも、装備レベルが高いものの方が、防御値が高くなるという要素があるらしい。だとすると自分も赤竜LDEものなどに手を出さねばならないことに成り、また対策を考えなければならない。
現在45レベルのオークウォーリアーを中心に狩っているが、食らうダメージは60~80程度で、何とか二桁に収まっており、6匹以上に囲まれない限り、回復が間に合わなくなることは無い。これが47レベルの火炎の支配者あたりを狩るようになってきてもこのままいけるかどうかが、焦点となる。さすがに100を超えるダメージを食らうようなら、防具の改善が望まれる。
スキル:
現在の回復はマナトゥヘルスというスキルに頼っている。十分な回復ができているが、これは、MPブーストとMP吸収武器という、MPに頼った回復システムだ。
ところがデカンにはプレイというスキルがあり、これは体力を消費して体力を回復するシステムだ。どちらも6レベルまで上げたという前提で、
マナトゥヘルスは10%MP消費>10%MPx900%のHP回復 詠唱0.5秒 再4秒
プレイは10%HP消費>10%HPx450%のHP回復 詠唱2秒 再10秒
デカンの回復システムとしてどちらを選ぶのか、徹底する必要がある。なぜ徹底する必要があるのかというとユニーク防具作成時に、HP+とするのかMP+とするのかを決定しなければならないこと、さらに武器の吸収OPとして、MPは不要なのかHPだけでよいのか、という違いが出てくる。
使い勝手が良いのは圧倒的にマナトゥヘルスである。それは詠唱時間、リキャストを見れば明らかだ。ソロでの狩を続けるならMP吸収武器により常にMPを満たしながら、マナトゥヘルスで回復し続ける、というのが望ましい。
けれども将来的にPVPがゲームのメインになってくるとしたら、他人にもかけられるという意味でプレイは重要である。さらにPVPデカンの最終型、体力デカンに再ステ振りをするならば、ユニーク防具のOPはすべてHP+で統一し、レベル50時点で7000に達するHPを達成する。この形態になると、フォアフットスイングで防御無効の一撃2100ダメージを11秒ごとに繰り出し(フロックスの羽毛ペンを使えば最大で8秒までリキャストを減らせる)、プレイで3150の回復が(これまた羽毛ペンでリキャスト7秒まで減らせる)できる、PVPで最強の部類に入るキャラとなる。
まあ、これら、最強の条件を満たす装備を調達するのはほぼ不可能といっていいほど大変ではあるが、可能性として、デカンはそういう2方向に分かれてくる。
自分のいままでのMMORPGの楽しみ方として、PVPに嵌ったことはあまり無いので、結局ソロ狩り仕様でしばらくは育てていくことになる。MPを上げておくことの何か他の利点があればいいのだが、、、とりあえずプロイオン装備のOPをマレアの恩寵にするのか加護にするのかは、早急に決定する必要があるが悩ましいところである。