15.6.2006.

だからあまりブログを書いている暇もないのだが、今日当科管理で全麻下にHoLEPが行われたことについて麻酔科の一人部長がうちの部長に対してぶち切れ。いろいろいきさつもあり、こちらにも非はあるといえばあるのだが、「それが当然の礼儀でしょう、そんなことは言わなくても考えたら分かるでしょう」と。言わなくても分かることなら当然そうしているだろう。お互いの当然とするところが異なるからこそ、齟齬は生じる。今後お互いがうまくやって行きたいなら、その異なる部分をまず認め合ってそれからどういう対処法があるかを考えることだろう。一方的に自分の「当然」に相手を従わせようとしたところでうまく行くわけはない。いい大人がそんなことも分からないとは。
入院2件。明日も私がHoLEPの全身麻酔をかけることになる。別に挿管も導入も、抜管も覚醒も一人でできる。急変時の対応は確かに困るけれども、挿管しているならあとは心臓さえ動いてたらなんとかなるわけで。
そもそも決められた当科の全麻の枠外で、全麻の手術を入れようとするうちの部長にも大きな問題はあるのだが。上同士が争うべきところに部下を巻き込まないでほしいものだ。
全国的に麻酔医は足りない傾向にあるのだろうか。