27.3.2006.

担当患者数は10名。3人入院し2人退院となる。入院のうち一件は透析導入例で、シャント作成困難で他院でトラブルとなり、逃げてきた症例だ。よほど困難ならば当院では形成外科に頼むことになりそうだが。
シャント作成困難例。70台女性。両上肢全域にわたって皮静脈の発達不良。右上腕にて動脈表在化の手術を受けたが、初回穿刺時に大量出血し、止血に難渋し、その結果表在化動脈使用不能となったと。とりあえず今日の採血で至急透析が必要ならダブルルーメンで導入するしかない。他院の検査データでBUNが150もあったので、カリウム、肺水腫の程度によっては至急の導入も必要だろう。

先週HoLAP施行した症例では、止血はよかったが、症状の改善がほとんどない。逆に頻尿の訴えが増悪した状態で、本日退院となった。まあ、チャネリング的なことしかできなかったので浮腫が引けば、もう少し状態は改善されるとは思うけれど。
金曜にHoLEP施行した症例は、やはり尿流の改善は明らかに認めるようだ。止血も十分なので明日くらいには退院できると思われる。