エリスロポエチン製剤

せっかくキーワード登録したのに、キーワードとして反映されないのはなぜだ。
エポジンエスポー、エリスロポエチン、すべて反応がない。
ひょっとして数日かかるのだろうか。
中外製薬から情報提供があった。
どうやらエリスロポエチン製剤の包括化には、日本透析医会の後押しがあったようだ。3月までの透析1回の点数が(エポジンを包括化せずに)1960点>4月から(エポジン包括化した上で)2250点。エポジン1500単位の点数が300点の扱いだから、エポジン4500単位/週というところまでは、なんとかぎりぎり病院側損のほとんどない形で使用できるが、それ以上の使用は、完全に病院側の損となる。
「透析液の清浄化、長時間透析の実施、高機能ダイアライザーの使用など十分な透析により、従来の貧血の程度を維持しつつ、エリスロポエチンの使用量を減少させることが可能」などという文書が提出されたらしいが、腎実質の荒廃により内因性エリスロポエチンが減少しているのが病態の根本であるのに、長時間透析で貧血が改善する、などと言う意見が医学的に成立するというのがわけが分からない。どういう医学生理学的見地からそんな結論が導き出せるのか教えて欲しいものだ。
まあ、私も勉強不足かもしれないのでもう少し調べてみる。透析効率の向上により、エポに対する骨髄の反応性が上がる、などという事実はあるのかもしれない。
事実として、4月より、エポジンは4500単位/週以上は使えなくなるのは間違いなさそうだ。