31.1.2006.

昨夜は、外科の緊急手術症例、S状結腸捻転穿孔例の、術後のエンドトキシンショックに対してPMXによる吸着を行った。その際、大腿動脈へのルート留置となったため、止血に手間取った。まあ、なんとか持ち直しているようだが。
いまからRRPに行ってきます。

16時に手術が終わり、病棟業務をいくつかやって現在は17時。7時間飲まず食わずで、現在補給のためどんべえを食べている。手術は思ったより手間取り、疲れた。助手が執刀医の手技を無器用と思い始めると、助手にとってはストレスが多く、また手術全体を見ても悪循環の手術になることが多い。今日は、剥離面が正しく設定されてなかった。avascular planeに進まなかったために、出血も多く、いろいろな構造を無理やり剥ぎ取る、スマートでない手術になってしまった。
これで根治性が失われてしまっていたとしたら、まったく徒労であったことなるし、患者さんにとってはとても残念な結果となる。そんなことにだけはならないで欲しいと願うが。
あとは明日のTURPのIC説明、長期にIVHの入っている人のカテーテルバッキョ。今日はそれくらいはやらなければならない。