21.12.2005.

午前は外来。脂肪肉腫で高齢のためオペの適応外とした症例が、脂肪肉腫横に別の間質性悪性腫瘍を併発し、Solid massを認めるようになった状態が明らかになった。
また、外来でPSA=114を指摘されておきながら、Colon Cancerの加療のために一年間放置された結果、PSA=784、多発性骨転移で、下肢麻痺、尿閉となった状態で本日紹介された。もちろんMABは開始するとしてもどう対応したものか。
仕事納めまでに、入院患者数を一人か二人にしておこうと思っていたが、どうやら無理なようだ。
午後遅くなってから、膀胱鏡検査が始まろうとしている。

結果として多発性のBTを認めたため、TURBTとなった。前壁膀胱頸部よりに多発していたので手技的に難易度が高かった。Velvetty mucosaも認めたので、膀注の施行など、今後も追加治療が必要となる。
年末に見つからなくてもいいものを、という気もするが、まあこれは誰のせいでもない。