31.8.2005.

午前中は外来。雨だけあって30人弱と受診者は少なく、余裕を持って外来診療できた。
昼飯も食べずに外来を夕方まで続ける、というような外来診療の実態を良く聞くが、手術のような状況でもない限り、飯を食べずに働くというのは間違っていると思う。診察をする側の体調が万全であることも適正な診療が行われることに必要な条件ではないかと考える。
患者さんを待たせるという問題については、予約制度にすればよい。予約外での診療も受けるけれども、それについてはお待ちいただくのは致し方ない。もちろん緊急性のある病態については優先するが、それはどこにおいても同じことである。
来週火曜日に膀胱全摘予定の症例が本日入院となった。尿路変更は尿管皮膚婁であるのでそこまで大規模というわけでは無いが、それでも6-8時間はかかる手術となるだろう。当院では年に2-3件しかない大きな手術なので、気が重かったが、まあここまでくると、患者さん本人も主治医である私も、諦めがついたというか、手術をするという枠内で、自分に出来るベストを尽くすだけである。本日3回目の自己血採血。