30.8.2005.

朝から手術。膀胱憩室により残尿多量に対して、膀胱憩室焼灼、TURPもチャネリング程度に施行した。相変わらず、横からいろいろ言われて、というかほとんど部長にカメラを奪われて、不自由な進行具合であった。そもそも麻酔で腰麻がうまくいかなかったというのがつまづきのもと。一年に100件以上腰麻をやっているが、入らないことなど滅多にないのだが。
退院サマリーが20件以上たまっているという勧告が来た。私は常に退院時にサマリーを書いているので、そんなはずはない。退院時にすべてサマリーを書いているという自覚があるので、サマリー依頼のロッカーなど開けたこともない。仕方なく開けてみると確かにたくさんたまっている。しかし、すべてサマリーは書かれており、組織診断の結果欄に記載がないという理由でサマリーが未記入扱いされていたのだった。
前立腺生検目的入院などでは、退院時に病理診断結果が出てないことが通常である。また結石加療症例など、組織診断などそもそも施行していない。にもかかわらず、そのような症例の組織診断結果がないからといって、未記入扱いされたのではたまらない。結局のところ、サマリーを書いていないのは1例のみで残りのほとんどはすでに記入済みであった。サマリー未記入率の高いワースト10として医局に私の名前が張り出されているが、勘弁して欲しい。